3年生の兄。
日曜日の夜になって、宿題やってなかった!
と言い出しました。
弟が遊んでいる中、焦って宿題をしている兄。
漢字、計算ドリルを終わらせ、
音読を始めました。
『ちいちゃんのかげおくり』
今日は最後まで読む。という宿題。
息子は、早く終わらせたくて、あまり気持ちが入っていない読み方。
私は、最後はどうなるのかな〜〜と、真剣に聞いていました。
戦争へ行ってしまったお父さん。
空襲から逃げている時に、離れ離れになってし
まった、お母さんとお兄ちゃん。
主人公のちぃちゃんは、お母さんとお兄ちゃんを待ちながら、1人でさみしい日を過ごします。
私は、最後みんな無事に戻ってきて、終わる事を勝手に想像していました。
すると、衝撃の結末。
1人で家族の帰りを待っていたちいちゃんも
空襲で亡くなってしまうのです。
天国で、やっと家族に会える。
という話。
音読を終えて、顔をあげた息子は
私を見てビックリ!!
え?
泣いてる。。。
弟も、笑いながら
『お母さん、泣いてる!!』
いや〜〜。
まさかの結末に涙を止めることができませんでした。
『これ、先生授業しながら、泣いちゃうね!』
と言ってみましたが、
『泣くわけないじゃん』
と言われました。
戦争は辛いですね。
小さな子が、1人で寂しい時間を過ごした事を思うと、涙が出てきました。
息子達は、理解できているのかな?
主人は、前回息子の音読を聞いた時に
戦争について、色んな話をした様です。
少しでも、息子達に響いています様に。